近年、宇宙産業への関心が高まる中、特に注目を集めているのが電気自動車のTesla社CEOとしても知られるイーロン・マスク氏が創業したスペーステックのユニコーン企業「SpaceX」です。
SpaceXは、再利用可能なロケットの開発、衛星インターネット接続サービス(StarLink)など、国家の枠を超えるスケールの革新的なプロジェクトを次々に成功に導き、投資先としても世界中の投資家の注目を集めています。
しかしながら、SpaceXは非上場企業で、一般の株式市場(証券取引所)での取引は行われていません。
SpaceXに投資したいと考える投資家は多いながら、SpaceXは非上場企業であることに加えて、米国における外国資本規制の対象企業でもあり、日本国籍の投資家による投資には非常に高いハードルがあります。
ですが、まったく希望がないわけではありません。間接的に投資する方法であれば日本の個人投資家であってもSpaceXに投資する方法がいくつか存在します。この記事では日本からSpaceXに投資するための実践的な方法を探ります。
SpaceX自体は非上場企業ですが、SpaceXに投資している上場企業やETF(上場投資信託)に投資することで、間接的にSpaceXに投資していると捉えることができます。ただし、運用成果においては直接投資とは異なるデメリットが存在します。
多くのベンチャーキャピタル・ファンドは、革新的なスタートアップ企業に投資しており、その中にはSpaceXが含まれる場合があります。
ただ、ベンチャーキャピタル・ファンドは一般に最低投資額が非常に高額です。個人投資家であれば、一定以上の資金力と十分なリスク許容度のある富裕層が販売対象となります。
非上場スタートアップ企業に投資するファンドはリスクの高い投資商品です。リスクを十分に認識・検討した上で、慎重に投資のご判断を行う必要があります。
HiJoJoユニコーンファンドは、ユニコーン企業を投資対象とするファンドシリーズで、HiJoJo Partnersが組成し、個人投資家向けにインターネット販売しています。
HiJojoユニコーンファンドでは、2023年にSpaceXに投資するファンドを組成・販売した実績があります。同ファンドは、SpaceXおよびインターネット決済のユニコーン企業Stripeの2社に投資するファンドで、総額20億円以上の申込がありました(募集は終了しており、今後のSpaceXに投資するファンド募集の有無は未定です)。
HiJojoユニコーンファンドは基本的に100万円から投資でき、非上場スタートアップ企業に投資するファンドの中では、一般の個人投資家にも投資しやすいファンドとなっています。※最低投資金額はファンドによって異なります。
HiJojoユニコーンファンドシリーズのファンドの募集は期間限定のため、投資機会を逃さないためにあらかじめ会員登録しておくと便利です。なお、募集ファンドの投資先はファンドによって異なります。
非上場スタートアップ企業に投資するファンドはリスクの高い投資商品です。リスクを十分に認識・検討した上で、慎重に投資判断を行う必要があります。
非上場企業には「株価」という形で公に公表されている価格は通常ありません。非上場企業の株式は公開市場で取引されないため、非上場企業の株式の「価値」は、企業内部の取引、プライベートな投資ラウンド、または企業評価を基にした交渉によってのみ推定されます。
これらの「価格」は特定の取引や評価時点におけるものであり、公開市場での株価のように頻繁に更新されたり、広く公開されたりするものではありません。
2024年3月時点の最新の報道では、SpaceXの企業評価額は約1500億USドル(1USドル150円換算で約22.5兆円)と報じられています。なお、時価総額が22.5兆円を超える日本の上場企業は、2024年3月28日時点ではトヨタ自動車だけです。
日本の個人投資家がSpaceXのような海外の非上場の株式に直接投資する機会を得ることは非常に困難です。ただ、間接的な投資方法であれば可能性があります。
中でも特定の非上場株式にフォーカスした一般の個人投資家でも投資できる投資商品となるとHiJoJoユニコーンファンドが有力な候補として挙がります。
HiJoJoユニコーンファンドの募集は期間限定です。SpaceXに投資するファンドの募集予定は未定ですが、投資機会を逃さないためにはあらかじめHiJoJo.comの無料会員登録をしておくと良いでしょう。